腱鞘炎
手を使う職業や女性に多いとされる腱鞘炎は症状の悪化を防ぐために予防やケアが大切です。
腱鞘炎には種類があり、それぞれ症状が現れる部位が異なります。
当接骨院でも治療の対象となる腱鞘炎について詳しく解説します!
腱鞘炎の特徴と症状
骨と筋肉は腱(靭帯)によって繋がっていて、それによって体を動かすことができる重要な機能を担っています。
腱鞘は腱を包んでいて腱が浮き上がるのを防ぐ役目をしていますがこの腱と腱鞘の間に起きた炎症を腱鞘炎と言います。腱鞘炎には代表的なものにばね指とドケルバン病があります。
ばね指
ばね指は、指を曲げるための屈筋腱と腱鞘の滑りが悪くなって炎症を起こすことで指を曲げると痛みが出ます。
炎症によって腱が腫れて太くなるため腱鞘を通りにくくなり「カクン」と音がする場合があり悪化すると指が曲がらなくなってしまいます。
ドケルバン病
ドケルバン病は、手首の親指側の腱と腱鞘に炎症が起こることで痛みの症状が起こるものをドケルバン病と言います。ドケルバン病も腱と腱鞘の間が狭くなっていることで擦れてしまい炎症が起こる疾患です。
腱鞘炎の原因
腱鞘炎の一番の原因は手や指の使い過ぎによるものです。作家や楽器を演奏する人、漫画家やイラストレーター、パソコン関係の仕事や学生など手を使う職業をしている人やゲームをする小中高生にも腱鞘炎になる人が増えてきています。
また、腱鞘炎は女性に多く女性ホルモンのバランスが乱れる妊婦さんや出産後の女性、更年期や更年期が過ぎた女性ホルモンが減少した女性など女性ホルモンのエストロゲンが関係することが分かっています。
糖尿病で人工透析を受けている患者さんや関節リウマチの患者さんも腱鞘炎になりやすいとされています。
腱鞘炎の予防と解消法
腱鞘炎を予防するには手や手首を使った後にしっかりと筋肉を揉みほぐし血行不良や疲労が蓄積しないようにすることが大切です。痛みを感じるようであればアイシングも効果的です。また、サポーターやテーピングをして作業をすることで悪化を防ぐことができます。
腱鞘炎の解消には手を使わず安静にすることが一番ですが、鍼灸治療で手首の血行を促進させることで腱鞘炎の症状の早期回復に効果が期待できます。
腱鞘炎は早期の段階で治療を開始し悪化させないことも大切ですが、症状がひどい場合にはしっかりと治療して再発しないようにケアすることが大切です。
日進市の大場はりきゅう接骨院では症状が長く続く方や仕事に影響が出ている方それぞれに合った治療を行っています。
日進市整体 大場はりきゅう接骨院